映画『ある町の高い煙突』

1910年、茨城県久慈郡入四間の裕福な地主の家に生まれ育った関根三郎(井手)は、隣村の日立鉱山による煙害が発生しているという話を耳にする。村の権力者である三郎の祖父・兵馬(仲代)は事態を重く見て、鉱山会社へ話し合いに行くが、「補償はするが煙害は我慢してくれ」と一方的だった。やがて兵馬は三郎に対して、30年前に村長として採掘権を許可したのは自分だと告げ、その5日後に亡くなってしまう。三郎は祖父の遺志を継ぎ、進学も外交官になる夢も捨て、煙害と闘うことを決意する。

【原作】新田次郎「ある町の高い煙突」
【脚本】渡辺善則 松村克弥
【監督】松村克弥 

【出演】
井手麻渡 
渡辺大 小島梨里杏
伊嵜充則 大和田伸也 小林綾子 渡辺裕之 六平直政 石井正則
吉川晃司
仲代達矢

http://takaientotsu.com/

2019/6/14先行公開 6/22より全国ロードショー